今回は育児サークルで感じた日豪の育児の違いについての投稿です。
『子育てで感じること』
単身赴任していた夫の所に、昨年の4月から1歳6ヶ月の息子とパースへ移り住んできました。息子にとっては海外生活は初めてですが、私は5年前、夫の別地への海外転勤に付いて行った経験があったので、言葉の問題もなく、新しい生活はスタートしました。
私が最初にしたことは、息子の育児サークルを探すことでした。息子にとってはまだ言葉の問題で悩む歳ではないので現地の子どもたちが集まるサークルと日本人で構成されるサークルの両方に通うようにしました。子どもの順応性はさすがで、息子は両方ともすんなり馴染め、楽しい時間を過ごしているようです。しかし、親の私がちょっと困惑しています。
まずは、親と子どもとの距離感。とかく日本では子育ては“休む暇なくお母さんは大変”というイメージですが、現地のサークルで知り合ったお母さん達は、そんな感覚を一切抱いていないようなんです。生まれて3ヶ月の乳飲み子を夫に任せ長期の独り旅に行ったお母さんや、仕事復帰のために生まれて1ヶ月で授乳をストップさせたお母さん、ベビーシッターに預け、週1回は夫との外食を楽しむお母さんなど、ちょっと日本では考えられないようなお母さん達がたくさんいます。だからといって、子どもたちが“かわいそう”なんてこれっぽっちもなく、むしろとっても愛情が注がれているようにすら見えます。
また、共働きのカップルがほとんど。女性の自立の問題と関係しているのかも知れませんが、みんな仕事を持っています。日本での私の周りはみんな専業主婦で、子育てのみのお母さんばかりだったので、その点も驚きました。
そして、周りの人との時間の使い方。現地のサークルは、とにかくみんな時間通り始まって終わります。一方、日本人のサークルは、結構ダラダラと、終わりの時間が過ぎてもみんなで一緒に行動したりしています。
どちらが良いとか悪いとかの問題ではなく、本当に対照的です。それにしても、オーストラリアの子育ては、それを受け入れることができる環境、ライフスタイルがあるからなのでしょうか?例えば、仕事は5時に終わり、お父さんも子育てに積極的に参加できたりするからなのか…。
<投稿者>匿名希望 女性/33歳
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