この「Editor's Note」の当初のコンセプトは毎月、Editor（編集長）、まぁ、私なのですが、その月の編集後記のようなものを掲載するスペースとして作られました。が、かれこれ更新されないまま8ヵ月もの歳月が流れてしまいました。しかし、いい訳がましいのですが、編集後記なんていう"モノ"はいわば自己主張の最たるもので、読者の方々にとってどうでもいい"モノ"であると私自身解釈しています。それが甘えとつながり、これだけの長い期間のブランクをこしらえてしまいました。「それなら、止めれば良いじゃないか。あなたの戯言（たわごと）なんか聞きたくない」とのお言葉を頂戴しそうですが、そこは私のエゴという事で目をつぶって下さい。

さて、昨年の10月、私の友人が結婚しました。学生時代からの親友で、私自身も心から彼等の結婚を祝福している次第です。その彼から「Editor's Noteが全く更新されていないけど、どうなってんだ？」といったお叱りに近いコメントを頂き、8ヵ月ぶりの更新に着手しております。この機会を作ってくれた彼に「大きなお世話じゃい！！（笑）」と言いたいですね。

そうそう、『大きなお世話』という言葉でいつも思うことなのですが、この言葉を使うにあたり、非常に勇気の要る言葉だと痛感しています。実際、この"世話"をしてくれるということは、本当はありがたいことですよね。もちろん、度が過ぎることはよくないことですが、「世話＝気に留めてくれている」は感謝に値することだと思います。そこで、今年も皆さんに"気に留めて"頂けるマガジン、HPにしていけるよう、制作スタッフ一同、尽力していこうと思っております。今後も引き続き、ご愛好の程、宜しくお願い致します。

読者の皆さんにとって、今年2002年もよい年でありますように弊社スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます（またまた、こんな終わり方で能がありませんよね。反省しています）。