① とりあえず、オーブンを180℃にセットして、やかんでお湯を沸かして（湯せん用）、プリンの型にうすーくサラダオイルを指を使って塗って下さ〜い。

② では、まずはカラメルに挑戦！　小なべにグラニュー糖を全部入れて、強火にかけてネ。火にかけたら、砂糖をヘラでグルグルかき混ぜて溶かして下され。ホラ、グラニュー糖がだんだん透き通ってきてその後、茶色になってきたでしょ？　全体が茶色になったら（これはカラメルがドロッとしている状態で濃すぎるため）、即、水を一気にダッ！っと入れ、またもやよ〜くかき混ぜて、カラメルが型に流せる状態になったら、これも即刻、熱いうちに（そーしないと固まっちゃうから）プリン型に3mmぐらいの量を底全体に流すべし。以上カラメル終了。

③ じゃ、カスタードのタネを作りましょう！　エ〜と、すべてのグラニュー糖をミルクで溶かすんだけど、その後そのミルクに用意した卵さんを入れなきゃいけないのね。ということは、熱くし過ぎると、卵がcookしちゃうよね。ゴメン、前置き長くなっちゃいましたが、そんな訳でまず半分のミルクとグラニュー糖全部を中なべに入れ、火にかけて溶かして下され（知ってると思いますが、ミルクって熱過ぎると吹き出るからね。その手前の温度ですゾ。イヤイヤ念のために…ゴメン、口うるさい？！）。グラニュー糖が溶けたら結構ざんす。なべを火からおろし、次の作業へ。

④ 火からおろした③に、残りの冷たいミルクを加えて（こうすれば温度も下がるし＋砂糖も十分に溶けております！）、用意してある卵さん全部を加え、ウィスクで泡があまり立たないよーに注意しながら、それでもよーくよーく混ぜて下され。また言わせて頂ければ、早く混ぜよーとして、卵だけ先にウィスクで混ぜてそれを③に入れよーなんて考えあったら、悪いけどそのアイディア捨てて下さい。信じないならやってごらんなされ。泡がものすごく立ってくるからね…。

⑤ これ、はずせません！　シノワ（あみ）で④をこして下さいませ（この作業がスム〜ズなまろやか〜な出来上がりを保障してくれるんだからね）。で、カスタードのタネの出来上がり！

⑥ オイルの塗ってあるプリン型をバットの中に並べて、⑤のカスタードのタネを均等に注いで下され（だいたい100ccぐらいになるヨ）。用意してあるヤカンの湯、もう1度熱ーく沸騰させ、バットの中に注いでゆきます。完成はそこまで来てるから、慌てなくてイイヨ。慌ててお湯でヤケドしないよーに。（またもや、ジョーシキ！って言われそーだけど、バットにお湯注ぐ時、低い位置から注いでね。高いところからバシャバシャ入れたらお湯がプリン型に入っちゃう、及び、ヤケドします！）そうそうお湯は、プリン型の3/4くらいまで十分に入れてネ（このお湯の量を決めるので、バットにプリン型を先に入れてやるんだヨ。その逆だと無駄な時間が掛かりますからね）。

⑦ さぁ、あとはcookするのみ。目安としてはねェー。180℃のオーブンで約20分ぐらい。ちなみにコンベクション・オーブン（Fan Forceが付いているもの）をご使用の方は、ラックのどの位置でもOK。その機能がついてないオーブンの方、心配御無用！　ラックの下の部分に、入れて下さい。約20分たったら1つ取り出して、様子を見ようね（オーブンによって違うからね）。エート、まずはカスタードのタネの表面が多少色付き、さらにプリン型をゆすってやると、カスタードのタネ全体がプルルンってな感じで揺れれば完璧！　例えば真ん中だけ揺れてるなぁーって場合は、あと3分ぐらいまたオーブンに入れて下さい。その後、まだウ〜ンって感じだったら3分づつの目安でチェックするんだけど、cookし過ぎるとカスタードに小さな穴が空いちゃうからね。別にいいんだけど、やっぱり穴なしの方がお上品ですもんね。だから、面倒でも自分のオーブンのことわかるまでは、気長にやって下され。次回からは大丈夫だもんね。

⑧ さて、⑦でプルルンとなった合格カスタードさん達をお湯から取り出し、十分室温にて冷まして、冷めたのなら冷蔵庫へ（1時間以上！）。

⑨ 適度に冷えたクレーム・カラメルをプリン型から取り出しますゾ。コツは細いナイフをプリン型のふちに沿って、底まで刺して一周くるりと切りまして、お皿にプリン型を（もちUpside down！に）のせ、両手でプリン型とお皿を押さえ上下にゆする！と、ホラ、ムフフ。クレーム・カラメル出てきたよねェ。あっ、だめだヨ。そんな力入れてゆすっちゃぁー。あ〜あ、ホレホレ、プリンくずれちゃったよォ。まぁいいや。気をとり直してもう1個やってみよう（だいじょうぶ、だいじょうぶ、私も未だにやってしまうのだ）。

あとはフルーツやアイスクリームで、豪華版してもいいし、でもやっぱ私は純粋にコレだけあれば、十分なんだ、ホント！　あ〜あ、いつもながら極楽って感じちゃうんだもんねェ…。内野理子でしたぁ〜。