スウェーデン風サーモンのマリネ

(1)まず、サーモンをマリネしちゃいましょう。バット、もしくはお皿を1枚用意して、半分の量のディルをほぼサーモンの大きさになるように敷いておいてネ。
(2)で、マリネに必要な砂糖と塩をボールの中でよーく混ぜ合わせ、OKでしたら、サーモンの両面に(またもや)よーくなじませて下さい。あっ、もちろん手でやっているよね?
(3)ディルがまだ半分残ってますよね。そうです。おわかりの様に(2)のサーモンを(1)のお皿にのっけて、その残りのディルはサーモンの上にのせて、ディルでサンドウィッチしちゃうのです。
(4)これで以上。ラップして、用意してある小皿をのせ、一晩冷蔵庫に入れて…。超カンタンでしょ?
(5)さて、お次はソース作り。ボールにマスタード、塩、こしょう、砂糖、レモンジュース、そして卵黄をいっぺんに入れちゃいます。かくはん器で円を描くように丸ーくかき回しながら、サラダオイルを少しづつ加えていきます。
(6) (5)が全てOKですよね。ソースの濃度が、ドロドロしているでしょ?ご心配なく!最後に、レシピに少々と書いてあった水を少しづつ加えて(もち、丸ーく、丸ーくかきまぜながら)。トマトケチャップぐらいの濃度になったら、完成!!
(7)さあ、最後のツメ。盛り付け編です(これだけが難しいのかなぁ)。尻尾にあたる方向を左に置き(もちろん頭の方向を右に!)、左から(図A)ななめに包丁を入れ、皮を残しながらスライス!厚みとしては、ホラよく市販されているスモークサーモンあるヨね。あれより2〜3倍は厚くね。図Bのように盛り付けると“本場スウェーデン風”でござる。
 わお!!できあがったですか?けっこう 豪華な前菜でしょ?私は例のごとく、カンパーイ!ってしたシャンペンと一緒に…。ホント、サーモンは美味しいなぁ!!

 あっ、そうそう、これは余談ですが、スウェーデンでは、“Gravad Lax(グラバド・ラックス)”って料理名で、意味は土そうしたサーモン。で、昔まだ貧しい頃(いつ頃なのか?ゴメン知りません)、サーモンしかとれないヘンシル・バーグ地方で生まれた料理だそうで、なんとここでは週に3〜4回は“サーモンしか食べてはいけなーい”てな掟がたあったそうな。コレ、うちの夫(シェフ)がスウェーデンにいた頃、ヘンシン・バーグ出身のシェフ仲間から聞いたお話らしく、一応、信憑性ありです…が、私にとっては‘ウラヤマシイ掟’でしたネ。
ではでは、あまり暴飲暴食なさらぬ(自分自身に言っています)ように、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!! 今年一年、ありがとうございました!!  内野理子でした。


★ サーモンの切身は、どの部分でもいいのですが、絶対に知っておきたいのがどちらの方が頭の部分で、しっぽの部分だったかというコト!マリネにして、スライスする時、しっぽの方から包丁を入れないととんでもないコトに!逆に切っちゃうとネ。やったら分かると思うけど、身が分かれちゃいますゾ。
★ 盛り付け用のお皿は、必ず冷蔵庫で冷やしておいて下さい。
★ サーモンをスライスする時、血合の部分があったら、そこはよけて下され。
★ 1度マリネして、冷蔵庫に入れると3日間はOKです。


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