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其の2 続・明るい未来計画第1号さて、前回は「人生の設計図を書いてみよう」ということで、まず明確な最終目標を紙に書くところまで話をしたな。じゃあ、次。その周りに自分の目標を達成する為の必要な条件、つまり目的達成の為には何が必要か思い浮かんだだけ全て書く。で、更にその為には…、という感じでどんどん線を引っ張って、隣に書き加えて大きな地図を作るのだ。例えば「楽しい家庭を作る」を目標に設定した場合、そこから線を引いて色々な要因を書いた後、 「子供と良い関係を作る」→ という具合に、それぞれの要因についてどんどん書き込み、放射状にマップ(地図)を広げていけばいいのだ。本当はできれば「子供と一緒に剣道を始める」みたいにかなり具体的に、しかもイラスト付きで書いた方が更にいいんだけどな。そもそもこのマップのすばらしいところは、好きなことが何でも勝手に書けるということなので、目標が「サッカー選手になりたい」だったら、イキナリ「全日本の監督に認められる」とだって書いてもいい(もちろん七夕の短冊じゃないんだから、その要因も細かく書くようにな)。また、途中で関連性のあるものがあったら、その内容同士を蜘蛛の巣状になるように線で結んでもいい。とにかく思いつく事柄で、関連することを片っ端から書いてみよう。 また、目標によってはこれに時間軸を加えてみるのもいい。つまり目標達成から逆算して、その為にはいつ頃までにこれをこうして…、という希望的憶測によるスケジュールを立てるのだ。余談だが、実は俺様はなぜかWA公認のスポーツコーチの資格を持っている。通常コーチ(監督)の仕事であるチームのトレーニングプランの書き方はまさにこの通りで、最大の目標は試合の日に選手をベストコンディションに持っていくこと。その為には「じゃあ一週間前からは疲労を取るための調整期間で、その為にはパワートレーニングはいつまでに終了させて…」というように必ず試合の日から逆算して予定を書く。それと全く一緒だ。 「なんだよ、こんな簡単なことかよ」と言う愚かな庶民の声も俺様には手に取るように聞こえてくるが、実際に書き出すのと頭で考えるだけでは全然違うんだよ、キミィ。この真の目的は、明確なビジュアルイメージを作ることにより右脳を活性化させ、新たに求める自己の行動原理をより具現化した上で、深層心理から自己の行動を可能性に結びつける作業を開始することなのだ。わかった? そして一番大切なこと。いいか、ココ大事だからな。赤線引いとけよ。それは「これが出来たら俺様は確実に成功する」と思いこむことだ。これが無かったら何をどれだけ書こうが、それは単なる予定表にしかならない。それには、まず自信を持って言い切ることが大事。書くだけなら、誰が何を言おうが大きなお世話だからな。「出来たら良いなあ…、やっぱり出来ないかなー」なんて書く前から諦めるんだったら、最初からやめちまえっ!チョエーツ! 『つまんねえなあ、育児コラムなのに今月はあんまり子育てに関係ねえじゃねーか』と思っているそこの人。じゃあ教えてやろう。俺様はハッキリ言うと「親がしっかり自分の人生を精一杯生きていなくて何が子育てだ!」と説いているのだよ。分かったか。皆も密かな野望達成に向けて暇な時間を使って頑張ってくれたまえ。喝! |
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