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第154回「バク転ができるようになりたい」青柳 春花さんのある日

今月の人

青柳 春花(あおやぎ はるか)さん 27歳

「全ての経験は自分の財産になると思っています」と話す青柳さんは、自分の直感を大切にしてきた。小学生の頃から母親に連れられマナー教室に通い、高校生の時はコーラス部に所属し、卒業後もボイストレーニングを続けた。そして、パースではパーソナルトレーナーの下、プライベートレッスンで“バク転”の練習を始めた青柳さん。どれも直感的に“やってみたい”と感じ、財産の一部だと思ってやってきた。「努力によって自分になかったものが得られることが嬉しいんです。この経験が自分の人生のどこで活きるのか楽しみですね」と話す青柳さんの一日を紹介します。

 


6:30 am

“バク転”をするとき体重が肘にかかるので、極力負担をかけないためにも体重をコントロールしている青柳さん。

 


7:00 am

通勤は公共交通のバスを利用している。

 


8:00 am

日本でホスピタリティの仕事をしていた経験から、パースではアメリカン・スポーツバーで働き、現在は地元でも人気店のメキシカン・レストラン&バーでシェフとして働く。「日本を出る時に、“Yes Man”にならないこと、愛想笑いはしないこと、と決めてきました。だから、ずっとローカルのお店で働けているのかもしれませんね」と話す青柳さん。

 


4:30 pm

日本でもバク転ができるようになりたかったが、本誌連載中の「前島イズム 継続のエクササイズ」のパーソナルトレーナー、前島氏を知り、パースでのバク転のレッスンが開始した。準備運動の後、バク転の姿勢をブリッジでする。

 

着地点にマットを引き、練習をする。「今は恐怖心との戦いなんです。マットがあったり、補助があったりするとできるんですが、無いとなかなか踏み切れないんです」

 


5:00 pm

動画を撮って、トレーナーから指導を受ける。

 


5:20 pm

バク転をする青柳さん。「非日常を楽しむようにしています。バク転のレッスンも非日常ですが、パースでの生活も限りある時間なので、非日常なのかもしれませんね。毎日を有意義に楽しんでいます」

 


8:00 pm

パースに来る前にマレーシアへ英語の語学留学の経験がある青柳さん。当時知り合った友人たちがイスラム圏の人たちだったので、アラビア語にも興味をもつ。英語だけではなく、アラビア語も勉強する。

 


9:30 pm

ストレッチは小さい頃からの日課。この日は、器械体操経験者のシェメイトと一緒に。「いろいろと考えても、それが実現することは多くないですよ。ならば、将来よりも今を大切にしたい」と話す青柳さんには打算が少なく「人と比べることはしませんね。自分ができないことができるようになると嬉しいですよね」と話す青柳さんの1日でした。

 







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