パースエクスプレスVol.109 2007年2月号

●「観客がロックするような試合をしたい」 樋高リオさんのある日
24才でボクシングを始めた樋高さん。大阪帝拳ジムに所属し練習に励んでいたある日、パース出身で元アマチュアボクシング世界チャンピオンであるトレーナーに才能を見込まれる。そして「一緒にオーストラリアに行こう」と誘われて昨年2月に渡豪。ヘビー級の練習相手に恵まれたパースで実力を伸ばし、同7月に西豪州のプロ・ライセンスを取得、8月にニュージーランドでデビュー戦を果たした。10月下旬には日本でもプロになり、大阪での2戦目も勝利。世界の頂点に立つためにパースで練習に励む、プロ・ボクサーの樋高さんのある日を紹介します!

樋高 リオさん
26歳

7:00am
起床とともに近くの公園でヨガをする。「自然と一体になり心を落ち着かせるため」と樋高さん。
9:00am
食事は、スタミナがでるものを選んで食べる。今日の朝食は、チキンとレタス、マヨネーズのサンドイッチ。

4:00pm
ボクシング・ジムに向かう。
まずは、練習前の体操から。怪我をしないために念入りに行う。普段の気さくな笑顔が消え、プロのファイターの表情になった。
「練習はただやるだけでなく、いつもテーマを持ってやっている」と、強さへの貪欲さを感じさせる一言。
身長177cm、体重101kgの鍛えぬかれた肉体から放たれる重いパンチが、サンドバックを揺らし続ける。得意のパンチは、左フック。
 
 
 

This site is developed and maintained by The Perth Express. A.B.N.29 121 633 092
Copyright (c) The Perth Express. All Reserved.