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パースエクスプレスVol.217 2016年2月号

●「歯科衛生士としてパースで働きたい」
西田 麻衣子さんのある日

日本では歯科衛生士として歯科医院に9年間、勤めた。ある時、休暇を利用して友人とオーストラリアへ旅行に来た。その時、耳に入る英語が英語にすら聞こえなかった。ショックではあったが、それがきっかけで“海外生活がしたい”と思うようになり、時を経て歯科医院を辞めた後、再びオーストラリアへ。語学学校で英語を学び、ファームで仕事をしてから、パースへ来た西田さん。パースに到着するなり、日本での歯科衛生士の経験を活かした仕事探しを始めた。「楽しかった今までのオーストラリアの生活でしたが、これからはチャレンジして、後悔しないように日々を送りたいです」と話す西田さんの1日を紹介します。
西田 麻衣子さん
西田 麻衣子さん
（にしだ　まいこ）
31歳

充実した9年間を過ごす。
日本で歯科衛生士として勤務していた頃の西田さん。国家資格となる歯科衛生士の免許取得には母親の勧めもあった。充実した9年間を過ごす。
シェアハウスでの朝食
7:30am
シェアハウスでの朝食はフルーツに、時にはティムタムも。

8:00am
真夏のパース。比較的涼しい午前中は、自分の部屋で英語の勉強をする。		 英語の勉強をする。

履歴書を持参してパース市内。
0:00pm
「パースに着いて2日後には、履歴書を持参してパース市内のあるクリニックを訪れました。デンタルアシスタントを希望しましたが、ラッキーなことにすぐに面接をしてくれました。面接官からは、求職に対する積極的な姿勢は評価して頂きましたが、面接中のやりとりで一部分からないこともあり、結局は英語力不足で仕事には就けませんでした」

インターネットでパースのクリニックを検索し、履歴書を持参する西田さん。「英語での面接は、あの時が初めてでした。良い経験をさせてもらったと思っています。自分の今を知ることにもなりました」

友人のオージーの息子
2:30pm
そのクリニックでの面接の経験を活かし、午後は図書館で歯科の専門用語や仕事のための英語を勉強する。

スポーツが大好きな西田さん
6:00pm
スポーツが大好きな西田さんは、夕方、スワン川沿いでジョギングを楽しみ、シェアメートにテコンドーを教わる。「自然がいっぱいの中でのエクササイズは、本当に気持ちいいです」

バーで友だちと合流
8:00pm
夕食後、シェアメートとリラックスした時間を過ごす。「デンタルアシスタントとしてクリニックで働くことが今の目標です。働くことによって経験値を上げ、日本に帰国した後、今度は英語を使って歯科衛生士の仕事もできたらいいなと思っています」と話す西田さんの1日でした。