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パースエクスプレスVol.215 2015年12月号

●「パースで心身共に鍛えたい」高樋 翼さんのある日
高樋 翼さんのある日

語学留学のため日本の大学を休学して、フィジー、そしてオーストラリアを目指した。以前、ブリスベンへ短期語学留学を経験したが、今回は当初の目的だった語学習得だけではなく、心身共に鍛えるといった目標を掲げ、あえて身寄りのいないパースをその地として選んだ。そして、日本を代表する日本料理のお寿司を、ローカルの人とコミュニケーションを取りながら販売するケータリングの仕事に就いた高樋さん。「今はとにかく、できる経験はいろいろとしたいです。そして、その経験を将来に活かしたいと思っています」と話す高樋さんの1日を紹介します。
京谷 美奈さん
高樋 翼さん
(たかひ つばさ)
22歳

出勤
5:40am
回転寿司のレストランを展開するレストラングループ会社の寮に住む高樋さん。出勤はペニースケートボードで。

ケータリング用のお寿司作り、仕分け
6:00am
ケータリング用のお寿司作りを担当し、作業をこなす。
8:00am
自分が販売する分のお寿司を仕分けしながら準備をする。

販売を開始
10:00am
ケータリング先に到着して、販売を開始する。「お客さんからの“ここのお寿司は美味しいね”といったフィードバックはやはり嬉しいですね」と話す高樋さん。
販売状況を報告
0:50pm
帰社後、上司にその日の販売状況を報告する。

英語の勉強
2:00pm
帰寮後、英語の勉強をする。日本の大学で英語を専攻しているため、復学後に大学の単位の一部として英語の検定試験が待っている。
ムエタイを習う
5:30pm
フィジーで初めて ムエタイを習った。そして、パースでもジムに行き、引き続きムエタイを習う。「高校まで野球をやっていて、運動はいつもやってきていました。ムエタイは日本に帰っても続けたいですね」

英語の勉強
8:30pm
「身体のためにも毎日料理をして、食べるようにしています」と話す高樋さん。日本でも飲食業でアルバイトをし、将来的には料理も学びたいと考えている。/font>
ムエタイを習う
9:30pm
寮のシェアメートと団欒。「精神面では見知らぬ土地といった環境に身を置き、肉体面ではジムでトレーニングを日々積むといった毎日で、心身共に鍛えられればと思っています。そして、ここでの経験がこれからの自分の糧になればと考えています」と話す高樋さんの1日でした。