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パースエクスプレスVol.204 2015年1月号

●「語学は生涯のライフスタイル」小田切 大輔さんのある日

TV関係の仕事の後、トラックのドライバーをしていたが、それが本当に自分のやりたいことではなかった。そんな中、姉が米国人と結婚して英語が身近になり、また東京でオリンピックが開催されることで英語への需要が高まると感じた小田切さんは、将来のために英会話教室に通った。ただ、期待していた成果はなく、教室の先生に相談すると、同教室の英会話学校への入学を勧められた。そこで、周囲の大反対を押し切って仕事を辞め、1年間、自身を英語漬けにするために入学し、自分の力を試した。そして、2014年3月に卒業して、4月にパースへ。「パースには旅行に来たわけではなく、学んだ英語を実践し、英語圏で生活するために来ました」と話す小田切さんの1日を紹介します。
小田切 大輔さん
小田切 大輔さん
(おだぎり だいすけ)
27歳

時間が合えばシェアメートと一緒に食べる
7:30am
朝食は必ず取るという小田切さん。趣味の料理で和食を作り、時間が合えばシェアメートと一緒に食べる。
通勤はスクーターで。スワン川沿いを運転
8:00am
通勤はスクーターで。スワン川沿いを運転。天気の良い日は気持ちがいい。

人の笑顔を見ることが大好きです
4:40pm
2件目の仕事先へ。1件目と同様、飲食店で働く。「人の笑顔を見ることが大好きです。飲食店の仕事は、料理に満足していただいたお客さんの笑顔を間近で見ることができるので、とても楽しいです」と話す小田切さん。
英語でコミュニケーションを取りながら、開店の準備を進めていく 英語でコミュニケーションを取りながら、開店の準備を進めていく
4:55pm
スタッフと英語でコミュニケーションを取りながら、開店の準備を進めていく。

電話での予約を取るのも仕事 お客さんの注文や支払いをカウンターで対応する 6:00pm
電話での予約を取るのも仕事。そして、お客さんの注文や支払いをカウンターで対応する。全て英語を使うが、最初の頃は慣れなかった。日本の英会話学校で勉強していた時、英語の弁論大会やプレゼンテーション・コンテストで優秀な成績を収めた。今は、その時に学んだ英語使って、仕事に活かしている。

別のレストランでも働く小田切さん 別のレストランでも働く小田切さん
8:30am
ディナーの時間帯は、曜日によって別のレストランでも働く小田切さん。日本でも居酒屋でアルバイトをしていた経験があり、パースでも仕事を掛け持ちしながら、忙しい日々を過ごす。
英語の勉強を兼ねてシェアメートと一緒にTVや映画を観る
11:00pm
帰宅後、リラックスしながらも、英語の勉強を兼ねてシェアメートと一緒にTVや映画を観る。日本で英語を学ぶことに出会い、ライフスタイルを大きく切り換えた小田切さん。そして、今では「英語だけではなく、他の言語も挑戦しようと思っています。一生、勉強し続けようと思っています」と話す小田切さんの1日でした。