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パースエクスプレスVol.197 2014年6月号

●「自分で自分の価値を決めていきたい」 渡邉 輝さんのある日

ワーキングホリデーでパースに来たのは、自身の将来像の選択肢を増やすためだった。日本で経験した物流の仕事を活かして、現在は日本食品輸入卸会社の倉庫係として働く渡邉さん。倉庫での商品の持ち運びは体力勝負かと思いきや、それ以上に商品管理の「記憶力が一番必要です」と語る。そして、“将来、どんな仕事をして、どこに住むのかを検討している”渡邉さんは、日本以外の英語環境も選択肢の一つとして、そのためには英語の習得は必須と考え、仕事の後に夜間の語学学校にも通う。「将来のため、世界にあって日本にないものや、世界になくて日本にはあるものを今は注意深く見定めています」と話す渡邉さんの1日を紹介します。
渡邉 輝さん
渡邉 輝さん
(わたなべ ひかる)
27歳

JAWS
4:30am
学校から出された宿題は、朝起きて、出勤の前にやるのが日課。
仕込みで魚を捌き、寿司のネタを切る
6:00am
仕事へ向かう渡邉さん。この季節のこの時間、外はまだ暗い。
仕込みで魚を捌き、寿司のネタを切る
6:45am
スケートボードに乗り始めたのは、パースからだった。今では、移動手段として大活躍。

お寿司以外の料理も作らせてもらっていますお寿司以外の料理も作らせてもらっています
7:30am
午前中の主な仕事は、配達される商品の品出し。指示書に従って、上司からのアドバイスももらいながら倉庫から商品をピックアップする。そして、指定された商品かを再度、確認する。
自宅で料理するための食材を買いにスーパーへ
自宅で料理するための食材を買いにスーパーへ
8:30am
配達係のスタッフと一緒に、商品を車に積み込む。