「電撃伝説」〜15周年だよ全員集合!〜 と題した15周年記念、全国ツアーも身体はヘトヘトだが、ケガもなく、ようやく無事に終了しました。今はボーっと一息つき、ゴールデンウィークのオフで心身ともにオーバーホールしている。

約6年ぶりのパフォーマンス
【スカイファイヤー】 ワイヤーで吊されたダンナ小柳の身体に容赦なく下からドラゴン花火の火花が!

 あっという間にデビューから15年を駆け抜けてきた感はあるが、それを祝したツアーまでもタイトなスケジュールで、1ヶ月たらずで全国を駆け抜けるハードさだった。ハードなのはLIVEだけでなく、スケジュールまでもが、っていうあたり俺達らしいといえばそうなのかも(笑)。

ツアー最終日の本番前(楽屋前にて)
エネルギー補給のため、ユンケル等の栄養ドリンクを物色中。 「どれが効くかなぁ〜、これかな〜?ダンナくん」 「え〜、こっちがいいんじゃない?」

 今回は、トークコーナーや新旧パフォーマンスを織り交ぜての楽しいお笑いムードなLIVEができて満足している。ドリフの「8時だよ!全員集合」にひっかけ、幕前のオープニングにはみんなカラフルな法被を着込み登場。映像を交えて15年を振り返ってのトーク。またこの映像というのも恥ずかしいデビュー当時の正統派コントや、やたらとみんなヤングな顔つきの笑える映像、そしてオーストラリア公演風景、ケガで手術した時に録っていた映像などを流したりで今まで表には出したことない、いわゆる俺達の裏ビデオをみんなに公開しながらのトークコーナーだった。そして、やっと幕が開きドラム缶パーカッションや歌、過激パフォーマンス、歌と共にエンディングとお腹パンパン、腹一杯になる約2時間のお祭りLIVEステージであった。来ていたお客さん達の層も様々で、最近好きになって来たって子達や記念LIVEだから何年かぶりに来たっていう人、結婚して子供を産んで、その小学生位の子供と一緒に見に来ていたりと、こっちもちょっとビックリした懐かしいお客さん達もいた。確かにたかだか15年だけど、自分達に限らず、みんなにもたくさんのドラマがあるんだと、しみじみ思ってしまった。
  しかし、頑張ってこの先まだまだ続けていけば、きっとその子供達もやがて高校、大学生となり、子供の時見に来たなぁ、なんて言いながらまたLIVEに足を運んでくれたりするだろうな(笑)。なんだか、えらく年寄りっぽい会話になってしまったが、まぁ、それくらい今回は客層がマチマチだった。  最近思うのだが、パフォーマンスにしても始めのうちは今度はどんな新しい過激パフォーマンスが飛び出すんだと、みんな期待したり、ハードさを煽ったりとかが多かったけど、最近はみんなパフォーマンス云々よりステージとお客さんとの一体感というか、エネルギーのぶつけ合いみたいなのを楽しみに来ている人達が多いような気がする。本当、一種のお祭りだ。俺達が神輿で、お客達に担がれ、ワッショイ、ワッショイとパフォーマンスを繰り出したり、時には客が神輿で俺達4人が担ぎ上げる。その楽しさでみんな集まって来てくれる気がするし、俺達のLIVEは、内容は同じでも構わなかったりすると思う。他の芸人達であれば、漫才やコントは同じものばかりじゃオチもわかりきってつまらない。けど、俺達のパフォーマンスは、ある意味芸人というよりミュージシャン的なのかも。

オープニングのトークコーナー。懐かしのVTRを見ながら4人でトーク中

本編オープニング 【ドラム缶演奏】

【煙に巻く男】 持っている箱を「ポンッ」と叩くと中から輪っかになった煙が出てくる。ちなみに箱はダンナ本人の手作り

【キャンドルワックスマン】 予め、溶かしておいたロウの中に手を入れる南部
 

  バンドとかのLIVEに行っても誰も知らない新曲ばかり歌われてもつまらないし、盛り上がりきれないと思う。必ず要所要所で誰もが聞いたことのあるヒット曲をポンポンと入れてくるから一緒になって歌ったり踊ったりで盛り上がるもの。
  俺達もパフォーマンスにおいて、そんな所があったりもする。これだけは何回やっても盛り上がるから、みたいなレギュラーネタのようなものが…。やっていることが同じでも毎回見ている側の反応は変化がある。これもまた楽しめる一つなのだ。LIVEの一番の楽しみは来てくれた人達の反応がダイレクトに伝わってくること。ブラウン管を通してでは、お互いにリアルに伝わってこない。音も違えば、ニオイだってない。ものすごい美味しそうな料理をテレビでみても、目の前に出されるのとでは、あきらかに違ってしまう。それがLIVEな気がする。俺達のLIVEは目、耳、鼻など人間の五感全てで楽しんでもらいたい。いや、この15周年LIVEは自分達も来た人達も皆、そんな五感全てを使って楽しめたと思う。
  これからも20周年、30周年とできるよう頑張っていきたい。まだまだ気力も体力もテンションも高いままだし、力が有り余るほどだ。 是非、日本のLIVEもオーストラリアの人達にも見てもらいたいものである。きっと元気が湧くはずだから!!

南部の代表的なパフォーマンス 【頭くっつき気合い男】 額に缶をつけて、お客さんにティーサービス

終演後、4月6日に発売したCD「電撃伝説」を購入して頂いたお客さんと握手会

札幌到着した夜、ギュウゾウお勧めのジンギスカン屋で夕食に舌鼓

〜 Congratulations! 〜
「ギュウゾウ結婚」 ビックリである。 いきなりツアー最終日のカーテンコールでうちのメンバーのギュウゾウが「実はツアー前に入籍しました」と告白。メンバーもビックリ、お客さんもビックリだ。本人曰く、各会場でLIVE中におめでとうなどと黄色い声援が入るとパフォーマンスがやりにくくてたまらないし、照れくさいってことからツアー終了までずっと内緒にしていたらしい。まぁ、それはそうと、メンバーにまで黙っているこたねぇのに!!メンバーの中で唯一独身だったから淋しかったんだな、きっと。

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