第17回「台湾料理」

筆者が世界を“食べ歩いた”料理の17カ国目は「台湾料理」です。比較的小さな地域の台湾ですが、福建料理をベースとして、自国で採れる豊かな食材を取り入れた郷土料理が、独自に発展してきました。

台湾での朝食の定番、豆乳スープです。具を頬張ればあたたかな豆乳と油條のコクがあふれ出します。

料理の素材

■菜脯（ツァイポー／★を参照）
■乾燥小エビ　■ごま油
■無糖豆乳　■砂糖
■塩　■醤油
■油條（ヨウティアオ／★を参照）
■小ねぎ　■酢（好みで）

1.菜脯と乾燥小エビは水で戻し、菜脯はみじん切りにします。
2.鍋にごま油を熱し、菜脯と乾燥小エビを炒めます。
3.2.に無糖豆乳を加え、砂糖、塩、醤油で味付けします。
4.皿によそい、一口大に切った油條を加え、ごま油をたらし、小口切りした小ねぎを散らせば、できがりです！

サクサクで白ごまが香ばしいモチモチの生地の中には、ふわふわのねぎ入り卵焼き入り。

料理の素材

■小麦粉　■塩
■卵　■白ごま　■小ねぎ
■醤油　■油

1.円柱窯を予熱します。
2. フライパンに油を熱し、小麦粉を黄金色になるまで炒め、火からおろし冷まします。
3. ボウルに2.とは別の小麦粉、塩、水を入れ、一つの塊になるまでこね、室温で30分ほど休ませます。
4. 3.の表面に小麦粉をつけて約50㎝長に伸ばし、その後、表面全体に2.を振って丸めます。
5. 4.の工程を2回繰り返し、3回目は50㎝長、0.5㎝厚に伸ばした後、5等分に切ります。
6. 卵を溶き、5.の表面につけ、白ごまを振って、1.の円柱窯の内側に張り付け、焼き色が付き、ふっくらするまで焼きます。
7. 卵、小口切リねぎ、塩、醤油で卵焼きを作り、厚さを半分に切った6.に挟んだら、できあがりです！