第15回「ドミニカ共和国料理」

筆者が世界を“食べ歩いた”料理の、15カ国目は「ドミニカ共和国料理」です。カリブ海に連なる諸国は、かつて英国や仏領が主でしたが、ドミニカ共和国は元スペイン領だったことから、独自の料理文化を育んでいます。

ホルモンも野菜もたっぷりの、ドミニカ版トマト風味のホルモン煮込みです。

料理の素材

■牛の胃（ハチの巣）　■玉ねぎ
■にんにく　■セロリ　■緑パプリカ
■トマト
■トマトピューレ（またはケチャップ）
■じゃがいも　■にんじん
■ライム汁　■香草　■塩
■こしょう　■オレガノ　■油

1.牛の胃を水煮して、柔らかくなったらライム汁、香草、塩、こしょうを加え、火からおろして室温で冷ました後、一口大に切ります。
2.鍋に油を熱し、みじん切りの玉ねぎと潰したにんにくを炒め、火が通ったら、同じくみじん切りのセロリ、緑パプリカ、トマトを加えて炒めます。
3.2.にトマトピューレ、オレガノ、1.の牛の胃を加えて更に炒めます。
4.2.にサイコロ状に切ったじゃがいもとにんじん、全ての具が浸る程度の水を加えて煮込み、塩で味を調えたらできあがりです！

カリッとした生地にサーモンの味が口に広がる、どっしり系のおかずです。揚げたてがたまらない！

料理の素材

■ブルガー（Bulgur／★を参照）
■サーモン　■玉ねぎ
■ベルペッパー（Bell pepper／★を参照）
■にんにく　■バジル
■トマトピューレ（またはケチャップ）
■レーズン　■塩
■こしょう　■クミン　■油

1.ブルガーを水に数時間浸します。
2.みじん切りにしたサーモン、玉ねぎ、ベルペッパー、にんにく、バジルをミキサーでさらに細かくします（ピューレにならないよう注意して下さい）。
3.フライパンに油を熱し、2.を塩、こしょう、クミンで炒め、半量をフライパンから取り除き、室温で冷まします。
4.3.にトマトピューレとレーズンを加えて炒めた後、室温で冷まします。
5.1.のブルガーの水を切り、3.で取り除いた半量の炒め物と混ぜます。
6.5.で4.を包んでラグビーボール型に整え、冷蔵庫で冷やします。
7.冷やした6.をきつね色になるまで揚げてできあがりです！