「祈りの風景」

3日後、返答が来た。
>Do you think people are running away from real world into
>meditation as an hidden place for troubled animal.
>Do you mean like that? If so, it is very pitiful for you.
>You need to learn about this. You have taken wrong meaning
>for meditation.
>Take your time for learning this matter.

瞑想センターに行くのは、一時的とはいえ、世俗から離れ、心を静めるためだと思っていた。ストレスの多い、忙しい現実世界からの逃避だと。私は大きな誤解をしているのかもしれない。人はどうして瞑想するのか。厳しい現実とはいえ、きちんと自分の生活に向き合わないのは、弱さの表れではないか、とも思っていた。どうやらそうではないらしい。

 ちなみにビルマは、国民の8割強が非常に信心深い仏教徒である。日本と違う、戒律の非常に厳しい南方上座部仏教を信奉している。日本ではかつて、竹山道雄氏が『ビルマの竪琴』という小説を著したが、あれは作り話である。もちろん、竹山氏はビルマに行ったことはない。日本の感覚で、あの物語を作った。僧が、竪琴を奏で、オウムをペットとして飼う。ビルマの仏教ではそれはあり得ない。ビルマの仏教は、それこそ生活の中にとけ込んでいる。朝夕、パゴダ(仏塔)やお寺に立ち寄り、お祈りをするのが当たり前。デートの場所もパゴダや境内である。

 

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