彼らの一部は、首都マニラの北20km、ケソン市郊外にあるパヤタス(通称「スモーキーバレー」)に生活の拠点を移していた。マニラ首都圏の吐き出すゴミは一日約6000トン。そのゴミに約1500人から2000人の人が生活の基盤を置くようになっていた。
 
ホテルからごみ捨て場のあるパヤタスまで、バスとジプニーを乗り継いで約1時間15分。パヤタスといえば、地元の人はごみ捨て場のある場所だとすぐ分かる。バスからジプニーへの乗り替えの時、ゴミ収集車の大型トラックが来ればそれに同乗させてもらう。ごみ捨て場の入り口にはチェックポイントが設けられている。ゴミ収集車はそこで、1台につき20ペソを払う仕組みになっている。1日に約500台の大型トラックが、ゴミを満載してごみ捨て場にやって来る。


 その「スモーキーバレー」で2000年7月、巨大に積み上げられたごみの崩落事故が起り、ごみ捨て場横のスラムを飲み込みんだ。約400〜500人の人が犠牲になったと言われる。
   


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