8月9日、パーメリア・ヒルトンホテルにて「パース・ロイヤル・ショー日本パビリオン出展発表記者会見」が行われた。2006年は日豪交流年として全豪各地にて日豪に関するイベントが催されているが、西豪州におけるメインイベントとして9月30日〜10月7日まで開かれるパース・ロイヤル・ショーに日本パビリオンが出展される。その出展発表が、西豪州日豪交流実行委員会実行委員長の有吉宏之在パース日本国総領事によって行われた。当パビリオンのコンセプト、出展内容等の説明がされ、中でもHONDAより2速歩行ロボット“ASHIMO”を当パビリオンの館長に迎えることを発表し、日本のハイテク技術を始め、古くから伝わる日本の伝統文化や観光名所、食文化を来館してくれる人々に紹介できればと挨拶した。

写真・情報提供：日豪交流年実行委員会事務局

　7月20日、パース日本人学校にて、新しい企画となる『ざ・勉強祭』が行われた。当校への体験入学を通して、先生方や在校生と触れ合うことによって、現地の学校とは違う学習内容の理解を深めてもらい、学校選択肢のひとつとして考えて頂きたい、というのが狙い。幼稚園年中から中学２年までの58名が一般参加し、学年別に当校で実際に行われている算数、国語、理科実験、工作、歌と手遊びなどの授業体験や学習後の餅つき、けん玉、はねつきなど日本文化に触れる充実した一日を体験した。

当地での学校選びに悩む参加者の保護者からは、「今日の体験入学はとてもよかった。学校選びの参考になった」「実際、来年からは転校も考えている」「家が遠いので、実際に通うことは難しいかもしれないけど、今日のような機会があればぜひまた参加したい」という声が聞かれた。子ども達は、皆一様に「楽しかった」と声を揃え、日本語、日本文化に触れる素晴らしい機会となった。

当校では、11月18日（土）に文化祭が予定されている。