Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

 

あなたの言いたいこと

Vol.206/2015/03

「最悪だけど感謝」

 この間のことです。

 朝起きたら水が出なくて、歯も磨けなければ、トイレにも行けなくて。コーヒーも飲めなければ、何にも口にできずに仕事に行きました。

 仕事場では、新しい調理器具が入ったというので、セッティングに借り出され、マネージャーとサイズを測ったり、置くためのスペースを作ったりしていたら、足元を滑らせ、転倒してしまいました。打ち所が悪くて、手首にひびが入ってしまいました。

 その日は仕事にならなかったので早退させてもらい、病院に行った後、気を取り直すため彼女とお茶でもと、彼女の家に行ったら、家の前に見知らぬ車が。庭の方へ回り込み、彼女の部屋を覗き込むと、ベットの上で見たことのないオージーといちゃつく彼女を発見。言葉かけずに、その場を去りました。

 精神的ショックが大き過ぎて、手の痛みを忘れていましたが、独り寂しくバーへ。当然、やけ酒です。医者にアルコールを控えろと言われたけど、飲まずにはいられなかったです。しかし、いくら飲んでも酔えなかたので、トボトボと家に帰ろうとした時、同じバーから出てきた大柄の男が車に引かれて…。

 ほんの数歩の違いで自分の目の前を歩いていた男が車に引かれました。自分だったかも知れない、そう考えると、その日は朝から最悪の出来事が重なったけど、まだまだ自分はラッキーだな、と感じました。男三十、今こうしていられることに感謝しなければ、と思う今日この頃です。

<投稿者>Happy Man 30歳 男性



「利用され続けて」

 オーストラリアにワーホリで来て、アルバイト先はジャパレスです。オーナーに、お客さんが少ない日は、「今日は帰っていいよ」と突然言われ、もちろんその分は給料が減ります。お店側の都合で、「明日は団体が入っているから来られる?」と前日の夜に電話をもらい、たった2時間だけのために出勤します。本当にうまい具合に利用されてきました。

 彼は、オージーですが、家庭をもっているので、自分が会いたい時には会えません。いつでも会いたいと思っている私でも、今日はそんな気分じゃないという時に限って、いきなりうちに来て、体を要求してきたりすることもあります。そんな時、自分はただ単に利用されている気分になってしまいます。

 私はこれからも、どこでも利用され続けるんでしょうか?人生って、そんなもんなんでしょうか?誰かアドバイス下さい。

<投稿者>匿名希望 32歳 女性



「共存」

 日本の友人から、「鮫、気をつけろよ!」とメールをもらった。俺が、こっちでサーフィンをするからだと思う。2月9日、NSW州のシェリービーチで、サーフィンをしていた日本人が「シャーク・アタック」を受けて、亡くなった。

 翌日の10日には、また別の友達から、「大丈夫かよ?!」といっしょに、ビビリ顔のイラストがLINEで届いた。そして、その夜、珍しく両親からスカイプで連絡が入った。そのシャーク・アタックのことだった。でも、正直、俺自身はそこまで気にしていない。もちろん、日本人だからどうこうじゃなく、サーファーが命を落としたことは残念だけど、俺たちがサーフィンしているのは、サメの家に勝手に上がり込んで遊んでいるようなもの。そう考えれば、止むを得ないことなのかもしれない。

 あのニュースは、日本では衝撃だったようだ。でも、ここはビーチカルチャーの国。共存が大切だと、俺は思っている。

<投稿者>GO 31歳 男性