パースエクスプレス 2012年11月16日

永井 龍選手

パースグローリー
永井 龍選手
独占インタビュー


開幕戦前の練習試合で強烈なインパクトを残し、グローリーのメンバーに名を連ねるも、ケガにより100%の力を発揮できずにいる永井選手。今週末の11月18日(日)には、小野伸二選手率いるAリーグ新生の「ウェスタンシドニーワンダラーズ」を迎え撃つが、今の心境をお聞きした。


― パースに来られ、2ヶ月が過ぎようとしていますね。
「日本との文化の違いを肌で感じています。日々、勉強といった感じです。」

― 体調はいかがですか?
「ケガで思ったように結果を残せていないのが残念です。ただ、回復すれば結果が残せる自信はあります。早く試合に出て、得点を取りたいですね」

― 今週末の「ウェスタンシドニーワンダラーズ」戦ですが、小野選手と日本で対戦されていますか?
「日本では、同じピッチに立ったことはないかもしませんね。日韓W杯の時、自分は小学生でしたが、活躍する小野選手はテレビで観ていました。一緒にピッチに立てたらいいですね」

― パースエクスプレス読者へ一言下さい。
「日本人の方からの応援は、自分の力になると思います。ぜひ、スタジアムに足を運んで、応援しに来て下さい」


18日の2時、nib Studiumでキックオフ!新たな歴史が刻まれる!


会場:nib Studium
住所:310 Pier St. Perth
チケット:【当日】大人:25ドル、子ども15ドル、コンセッション20ドル、家族65ドル
アクセス方法 :パース駅からArmadale線、Midland線、Thornlie線のいずれかの電車に乗り、2駅目のClaisebrook駅で下車。徒歩5分。

小野伸二選手

ウェスタンシドニーワンダラーズ
小野 伸二選手
独占インタビュー


11月18日(日)、Aリーグ新生「ウェスタンシドニーワンダラーズ」が、パースグローリーとの一戦でやって来る。そのメンバーに、「天才」と称された小野伸二選手が! 16日(金)の小野伸二選手独占インタビューを先行してインターネットで公開!


― 9月28日に清水エスパルスから移籍を発表され、オーストラリアに到着が10月1日。Aリーグ初戦が6日と、お忙しいスケジュールだったと思いますが、今現在、お持ちのオーストラリアへの印象をお聞かせ下さい。
「天候が良く、暑い時でもカラッとしているので、住み心地が良いですね。チームメイトとみんないい人たちで、“良い仲間と会えた”と思っています。」

― ワンダラーズの6戦目までの成績は、2勝3敗1引き分けですが、この結果はどのように受け止めてらっしゃいますか?
「もっと活躍したいですね。納得はしていないです。そんな中でも、徐々にはできてきてはいるので、ポジティブに行きながら、とにかく結果を出したいです。」

― 6節のニューキャッスルジェッツ戦では、素晴らしいアシストと惜しいシュートがありました。トニー・ポポビッチ監督も「6戦の中で最も良いできだった」と話していますが、ご自身にとってはいかがでしたか?
「自分たちもそう感じています。ただ、試合には負けてしまったので、勝たなければいけないと思っています。」

― 今回が3度目の海外移籍となりますが、オーストラリアのサッカーについて、来る前と、この6試合で感じられたことを伺えますか?
「こちらに来る前はあまり情報を頭に入れてきませんでした。とにかく活躍して、いろいろと経験できればと思ってきました。実際にやってみて、スキルも高いですし、フィジカルも強いといった印象を受けています。」

― 今週末(18日)はグローリーとの一戦となります。セレッソ大阪から移籍した日本人の永井龍選手がいますが。
「ピッチで会えると良いですね。」

― 海外で活躍される小野選手より海外、パースにいる日本人の方にメッセージをいただけますか?
「試合を観てくれたオーストラリアの人たちにも“すごいな!”と思ってもらえるようなプレーをして、日本人の代表という意識をもって、頑張っている姿を見せられればと思っています。まだまだ、結果を残していませんが、一試合一試合を大事にプレーしていきたいと思っています。」

― 最後に今週末の試合への意気込みをお聞かせ下さい。

「高い技術をもった選手も多く、いいサッカーをしているパースですので、簡単なサッカーはさせてもらえないと思っています。集中して、みんなで頑張って、勝ち点3を取りに行きます。」