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Lesson 4 「その時!」シリーズ『緊急編(警察&消防)』

“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”

普段の生活の中で困ったことが起こったとき「とっさに英語で何て言えばいいのかな?」と悩むことがあるはず。今シリーズでは「その時」に使える英語のフレーズを紹介。

Lesson 4は、緊急(警察&消防)編です。オーストラリアでの緊急時の連絡先(Emergency Call)は000(Triple Zero)で、警察(Police/Traffic Crashes, Complaintsの場合は13144)、消防(Fire)、救急(Ambulance)ともに共通。国内どこからでも無料通話です。

 

*SCENE 1

夜中、庭で物音がして、警察に電話をする。

 

There’s a suspicious person in my garden.

訳:不審な人が庭にいます。(call:000)

 


*SCENE 2

窃盗事件に巻き込まれ、警察に電話をする。

 

My handbag was snatched and the offender got away by car.

訳:ハンドバックを奪い取られ、犯人は車で逃げました。(call:000)

 


*SCENE 3

シャアハウスでけんかになり、警察に電話をする。

 

I got into an argument with my share-mate and they hit me. I’m bleeding from my face.

訳:シェアメートと口論になり殴られました。顔から出血しています。(call:000 or 131444)

 


*SCENE 4

所持品が全て盗まれ、警察に電話をする。

 

All of my things were stolen including my passport.

訳:所持品が盗まれました。パスポートも含まれています。(call:131444)

 


*SCENE 5

詐欺にあっていることに気づいて、警察に電話をする。

 

Someone used my credit card details to steal money from me.

訳:カード番号の詳細を取られ、お金をだまし取られました。(call:131444)

 


*SCENE 6

近所の家から焦げ臭いにおいがして、消防に電話をする。

 

I can smell smoke coming from 3 houses away.

訳:3軒隣の家から焦げ臭いにおいがします。(call:000)

 


*SCENE 7

車で事故を起こし、消防に電話をする。

 

I crashed into the car in front of me and there’s an oil leak. I’m worried about it catching fire.

訳:前の車に衝突してしまいました。車からオイルが漏れ、火災が心配です。(call:000)

 


 

さいごに

※日本とは違ってオーストラリアでは、警察につながる番号が2つあり、Scene 4や5のような緊急性のない犯罪を通報する場合や交通事故についての照会(Traffic Crashes/Complaints)は、000ではなく131444に通報します。

 

スティーブさんより

「今回は『緊急編(警察&消防)』。緊急時は慌てて、英語での伝達となると更にハードルが上がると思いますが、落ち着いて要件を伝えるようにしよう。」

 

Steve Nishioka

生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。

 

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