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【新型コロナウイルス関連】オーストラリアで健康診断を受けよう

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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今なお多くの人がウイルスに対して最大限の注意を払う中、このコロナ禍中で“健康”に対して多くの人が見直しているのではないでしょうか?例えば、今までの不健康な生活を見直して、ウイルスに罹りにくくするためにも健康な生活にシフトした人もいれば、リモートワークで自分の時間を見つけ、運動を始めた人もいるでしょう。しかし、リモートワークによって飲食物がすぐに手に届く位置にあるため暴飲暴食気味になってしまった人や、家にこもりがちで運動不足になってしまった人もいるかもしれません。

3月からのコロナ渦中、いろいろなシチュエーションにおいて生活スタイルが多様化し、身体にも変化があるはずです。そんな時に、その健康状態を診察や検査で評価できる健康診断は、ぜひ受けたいところです。ここでは健康の維持や病気の予防、早期発見に役立つとされているオーストラリアの健康診断についてお届けします。
 
オーストラリアにおいて西オーストラリア州では新型コロナウイルスの市中感染が今までほとんど確認されていませんが、ビクトリア州ではここにきて感染者数が急増して、再びロックダウンの制限措置が州政府から下されてしまいました(2020年8月上旬現在)。いずれにしても多くの人の健康への意識が、更に高まっていることは確かでしょう。その健康ですが、科学的に数値で実証してくれるのが健康診断です。パースとメルボルンにて日本語で診察ができる日本語医療センターの千綿真美さんにオーストラリアの健康診断についての最新情報をお聞きしました。

写真:一部の写真はイメージです。
 
 

<オーストラリアの健康診断について話す日本語医療センターのマネージャー、千綿真美さん>
 
 
日本への一時帰国が簡単ではなくなってしまった今、定期的に日本で健康診断や人間ドックを受けていた人へオーストラリアの健康診断について教えて下さい。

千綿さん:まず、オーストラリアでは日本のように定期的な健康診断や人間ドックなどのシステムは基本的にありません。企業に就職する際に健康診断を受けさせられることがありますが、特別な職種を除いて大抵は入社時のみで、日本のように毎年義務付けられているものではありません。
 
 

 
 
では、どこで健康診断が受けられますか?

千綿さん:一般的には、各自がGP(一般開業医/General Practitioner)のドクターを受診し、年齢、性別、家族歴や既往歴、現病歴などを元に相談の上で、その個人が必要な検査を行うことがほとんどですね。
 
 

 
 
費用については?

千綿さん:オーストラリアの国民保険にあたるメディケア(Medicare)をお持ちの方では、診察代の一部と病理検査(血液、尿、便検査など)のほとんどがカバーされます。一方、メディケアを持たない外国人による健康診断は、海外旅行傷害保険や学生保険(OSHC)ではカバーされませんので、受けるのであれば全て実費となります。
 
 

 
 
健康診断の費用について、今回の新型コロナウイルス感染による減額のような政府支援はありますか?

千綿さん:はい、現在は新型コロナウイルスの経済危機により、Radiology(放射線科)のレントゲンやエコーなどの検査が全額メディケア負担となっています。
 
 

 
 
具体的に検査内容について教えて頂けますか?

千綿さん:オーストラリアでは、女性の子宮頸がん検診(パップスメア)を除いて、一般的には40代になってから以下のような内容を主として定期検査が薦められています。

『男女共通』
・40才~ 全血球数、血糖値、コレステロールや肝機能など。
・45才~ 便検査(大腸ガンの早期発見のための潜血反応をみる)
・50才~ 大腸カメラ

『男性』
・45才~ PSA(前立腺癌特異抗体)

『女性』
・性交渉をもち始めたら子宮頸がん検診『パップスメア』、問題なければ5年毎に受けます(以前は2年毎でしたが、精密度の高い検査になっているので問題なければ5年毎でよくなりました)。
・40~45才~ マンモグラフィー(メディケアでは40才から2年に1回、Breast Screen WAによる無料のスクリーニングを受けられます)。
・GPドクターによる内診(子宮や卵巣の異常がないか)。
・必要に応じて骨盤内エコー検査(子宮や卵巣をみる)。
 
 

 
 
40才というのは、あくまでも目安ですよね?

千綿さん:はい、あくまでも指針です。例えば、両親など近親者に若い年代で遺伝的素因があり得る病気、例えば各部のガンや糖尿病、高血圧や高コレステロールなどを発症している場合は、早めの定期検査開始が薦められるかと思います。
 
 

 
 
先にも教えて頂きましたが、オーストラリアでは会社単位で健康診断が義務化されていないということは、うっかり忘れてしまっている人も多くいそうですね。

千綿さん:そう思われます。例えば、オーストラリアに来て今まで健康診断を全く受けていない、あるいはしばらく受けていない、など思い当たる方は、まずはGPのドクターを受診して相談しましょう。
 
 

 
 
ちなみに、日本語で健康診断を受けたいという方には?

千綿さん:当クリニックの日本語医療センターでは健康診断パッケージを実施しております。メディケアや学生保険、海外旅行傷害保険のカバーは対象となっていませんが、日本語でサポートも致しますのでご興味のある方はお電話(08 9486 4733)、あるいはEmail(perth@nihongoiryocentre.com.au)にてお問い合わせください。


オーストラリアに仕事のため来られた人や永住者の中にも、日本へ健康診断や人間ドックのために一時帰国する人も少なくないようです。ただ、現在のコロナ渦中、帰国することも簡単でなくなったしまった今、是非オーストラリアにて健康診断を受けてみてはいかがでしょうか?日本語医療センターは日本語でしっかりサポートしてくれます。

 
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千綿 真美さん

千綿 真美さん

日本語医療センターのマネージャーとして、診察時の日本語への通訳やその他医療手続きの代行も行ってくれる。

【情報提供】
〈日本語医療センター〉日本語でサポートが受けられ、海外旅行傷害保険キャッシュレスサービスも提供する。

パースとメルボルンの日本語フリーダイヤル(予約) 1800-777-313

<パース>
住所:Level 1, 713 Hay St. Perth WA 6000 (Perth Medical Centre内)
電話:08 9486 4733
ファックス:08 9321 4778

<メルボルン>
所在地: 4th Floor/250 Collins St, Melbourne VIC 3000
電話:03 9639 0050
ファックス:03 9654 6514

ウェブサイト:www.nihongoiryocentre.com.au







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