2005年6

ワーキングホリデービザの変更に関する質問について

今まで約2ヶ月間、今年11月2日から変更されるワーキングホリデービザに関して誌面でお伝えしてきましたが、今月、また新たな情報が移民局(DIMIA)より発表されました。今月はその新たな情報を元に、最近よく受ける質問に対して誌面にてお答えしたいと思います。

Q現在ワーキングホリデービザを保持しています。2度目のワーキングホリデービザを申請できると聞きましたが本当でしょうか?
 はい、本当です。ただし、農収穫作業に3ヶ月以上従事することが条件で、18〜30歳までの年齢の方を対象としています。この条件は過去における3ヶ月以上の農収穫作業に対しても認められるため、既に帰国している方でも申請することが出来ます。申請はオーストラリア国内もしくは国外でも可能です。

Q農収穫作業とは何のことですか?
 農収穫作業とは、果物や野菜などの収穫、刈り込み等といった、作物の生産に係わる業務のことです。この2度目のワーキングホリデービザ申請には、オーストラリアの地方地域に指定されているエリアでの、3ヶ月以上の農収穫作業が必要となります。

Qオーストラリアの地方地域とはどこを指すのですか?
 地方地域とは、Sydney、Newcastle、Wollongong、NSW Central Coast、Brisbane、Gold Coast、Perth、MelbourneもしくはACT(首都特別地域)を除く、全てのオーストラリアの地域を指します。Australian Jobsearchのウェブサイト(http://www.jobsearch.gov.au/)で、労働者が必要とされている場所がこの場合、地方地域と言えます。

Q地方にて3ヶ月間農収穫作業を行なったことを証明するには、どうすればいいですか?
 2度目のビザの申請時に、雇用証明の申請書であるForm 1263に必要事項を記入する必要があります。

Q農収穫作業をするにあたって、条件に沿う地方地域を探すにはどうすればいいでしょうか?
  農収穫作業のタイプ別、場所や職業紹介者による情報を載せたウェブサイト(http://jobsearch.gov.au/harvesttrail/info.aspx)があります。また、情報センターなどの代理店を活用することによって情報を得ることができます。

近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。本文は、Gorshu Pty Ltd(移民省公認登録番号9791459)の資料提供のもと掲載しております。ビザに関するお問い合わせは、オンラインビザ相談ページ

 

2005年6月
※ 掲載されている記事は、執筆当時の情報となっておりますのでご了承ください。





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