新卒者対象のスキルドインディペンデント・ビザについて
卒業シーズンを迎えるにあたり、この時期、大学やTAFE等を修了、卒業した多くの留学生の人達が、スキルドインディペンデント・ビザへの申請を考えていることと思います。
これまでに、スキルドインディペンデント・ビザの分野では、数々の改正が行なわれてきました。この改正の結果、特にポイントテストの合格ラインや技術査定に関して混乱されている方もいるようです。スキルドインディペンデント・ビザの申請を予定している方は、以下の点についてご留意下さい。
2004年4月1日以降より、スキルドインディペンデント・ビザ(永住ビザ)申請者、またはグラデュエイトスキルド・ビザ(永住ビザ申請時に必要な技術査定が終了する前に、保有ビザが切れる可能性がある人が申請する仮ビザ)申請者は、最低2年間の勉強が必要となっています。またご存知の通り、2005年4月1日から、新卒者を対象としたスキルドインディペンデント・ビザの申請可能なポイント数は、現在の115ポイントから、120ポイントに上がります。
そして多くの新卒者の方が、グラデュエイトスキルド・ビザの申請を2005年4月1日以前に行なえば、その次の段階であるスキルドインディペンデント・ビザの申請がたとえ4月1日を過ぎたとしても、115ポイントで申請できると思っている人もいるようですが、それは違います。申請者は『2005年4月1日より前』に、『技術査定を完了』し、『スキルドインディペンデント・ビザの申請手続きを終了』させなければいけません。技術査定がまだの方は、即急に終えることをお勧めします。永住ビザは、技術査定、警察からの無犯罪証明、健康診断が完了しない限り申請できません。
<TRAについて>
スキルドインディペンデント・ビザの申請には技術査定が必要ですが、美容師やシェフ、電気技師等としてビザを申請する場合、TRA(Trades Recognition
Aushority)という機関が技術査定を行ないます。以前はこの審査に必要な日数が60日(営業日)でしたが、現在90日に延びていますのでご注意下さい。
近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。本文は、Gorshu
Pty Ltd(移民省公認登録番号9791459)の資料提供のもと掲載しております。ビザに関するお問い合わせは、オンラインビザ相談ページへ |
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