2004年6月 |
2004/2005年度 移民プログラム 先日、豪州政府は、2004/2005会計年度(会計年度は7月1日から翌年6月30日まで)の予算案を発表しました。DIMIA(移民局)はこの予算額によって、ビザの発行部数と発行するビザのカテゴリーの割合を決めることから、予算案の発表は移民を考えている方やDIMIAの政策決定にとって大変重要だと言えるでしょう。 2004/2005会計年度においては、ビザの全発行数が前年度より600増え、12万になると予想されています。このうち新移民ビザ(Vol.73参照:スキルドインディペンデント・ビザの1つで、地方移住を条件とします)の発行数が、前年度に比べ5000増と発表されました。また、政府が行なっている「Medicare plus program」の登録医師とその家族に対しても、ビザ数1000が割り当てられる見通しです。医師は今までSOL(職業リスト)には掲載されていませんでしたが、今回からSOLの1つに加えられました。 スキルドインディペンデント・ビザを申請する場合、SOLの職種ポイントが必要となりますが、この他、MODL(Migration Occupation on Demand List:職業需要リスト)に載っている職種で申請が可能な場合、更に特別ポイントが追加されます。今回の予算案の発表で、このMODLの各職種のポイント数も引き上げられる可能性があると見られています。この件については詳細が分かり次第、当コーナーでお伝えしたいと思います。 また、CASA(Civil Aviation Safety Authority:オーストラリア航空安全局)は、スキルドインディペンデント・ビザ取得を目指す航空操縦士の査定機関ですが、航空操縦士をSOLから削除するようDIMIAに要請しています。この要請が通った場合でも、削除前に申請した人については、DIMIAは問題なく審査する見通しです。 新移民ビザの導入について 本誌Vol.73でもお伝えしましたが、新移民ビザが7月から施行予定となっています。
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