2004年5月 |
永住ビザ申請における「スキル」とは 近年、移民局(DIMIA)は、“スキル”を持った移民の受け入れに重点を置くようになってきました。永住ビザカテゴリーには、『スキルドインディペンデント・ビザ、ビジネススキル・ビザ、家族ビザ、難民ビザ』といったものがありますが、配偶者ビザ、親子ビザなどの家族関係のカテゴリーは別として、多くの永住ビザは現在、「移住に十分なスキル」に基づいて申請・認可が行なわれています。 それでは、ここで言う“スキル”とは何を意味しているのでしょうか。オーストラリアでは、統計局より“Australian Standards Classifications of Occupations(オーストラリア職業分類基準)”、または“ASCOコードブック”と呼ばれているガイドブックが発行されています。その本にはオーストラリアの全職種が掲載されており、それぞれの職種に特有のコードナンバーが付けられています。それぞれの職種欄では、以下の情報を知ることが出来ます。 - 各職種の基本的な説明 DIMIAはこのガイド資料を使って、どの職種が移住ビザ取得の申請が出来るか、どの職種の雇用主がビザ保有者を採用出来るかを決定します。またDIMIAは、スキルドインディペンデント・ビザの申請希望者のために、ASCOコードブックの中から幾つかの職種を選び出し、職業リスト(SOL)を作成しています。ASCOコードブックでは、職種が各部門別に分けられていますが、SOLではそのうちの必要な4部門が掲載されています。
|
||
|
This
site is developed and maintained by The Perth Express. A.B.N. 31 058 608
281 Copyright (c) The Perth Express. All Reserved. |