2002年10月 |
移住者職業需要リスト(MODL)が変更になりました DIMIAは、移住者職業需要リスト(MODL)の変更を発表しました。このMODLは、独立永住ビザ申請者に対するポイントシステムのカテゴリーの一つです。ポイントシステムのカテゴリーには、希望職種に対する実用的技能、年齢、英語能力、職歴(ワークエクスペリエンス)、配偶者のスキル、賞与などに応じて与えられますが、もしあなたの希望職種に対する実用的技能査定(アセスメント)が、MODLに載っている職業に合致するものならば、更に5、または10ポイント追加されます。 しかし、オーストラリア国内の職業需要に変動があるよう、このリストも変更があるということに留意しなければなりません。過去にこのコーナーで、当時IT関連職の雇用状況がオーストラリア国内で乏しかったために、DIMIAはコンピューター専門職に関していくつかの政策を打ち出したとお伝えしたことがあります。IT関連職を希望するビザ申請者は、その手続きにかかる期間が短い(4ヶ月以内)など、他の職種を希望するビザ申請者よりも手続き上の優遇措置が取られてきました。しかしこの措置によって、ITの経済部門における雇用を安定させたため、2ヶ月前に打ち切られたのです。現在、IT関連専門職の多くはリストからカットされています。 現在MODLに記載されているIT専門職は、ごくわずかな数になってしまいました。データベース専門分野の職業は、E-Commerce(電子商取引)分野、通信業分野と同様に全てMODLから外されました。しかし、IT関連職はもちろんまだSOL(職業リスト)に載っていて、その獲得ポイントも60ポイントのままです。よって、現在ITを勉強している学生は、独立永住ビザを申請することが出来ますが、しかしこのMODLの変更は、現在IT関連で働いていて、独立永住ビザを申請しようと考えている人に大きく影響するものとなるでしょう。 この他、今回変更のあった、もしくは変更されるものをご紹介します。
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2002年10月 ※ 掲載されている記事は、執筆当時の情報となっておりますのでご了承ください。 |
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近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。 |
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