独立永住ビザの必要ポイントが変更
5月8日より「独立永住ビザ」及び「海外留学生独立ビザ」の申請を行う際の必要なポイントが、110ポイントから115ポイントに上がったことが、5月7日、移民局(DIMIA)より発表されました。
では、ポイントテストにつきまして、ご説明します。ポイントテストには、いくつかの段階があります。
1)まず最初に、DIMIAから配られる「The SOL(職業リスト)」から職業を選びます。そして、オーストラリアでその職業に就くに当たって、充分な能力があるかどうかが、査定機関より判断されます。
2)次に(査定機関より評価を受け取った後)、申請用紙をDIMIAに提出します。DIMIAは以下の項目に従って、ポイントを与えていきます。
・ スキル(40、50、または60ポイント)
・ 30歳未満は30ポイント。それ以上は、プラス5歳につき5ポイン トずつマイナス
・ IELTSテストの全項目で、レベル5→15ポイント。レベル6→20 ポイント
・ その他のポイントは就労経験によって、そして英語能力やその他の要因(配偶者のスキルや、オーストラリアの永住権を持つスポン サーがいるなど)によってボーナスポイントが与えられます。
独立ビザを申請するにあたって、かなりの就労経験を持っているか、スポンサーがいない限り、スキルの60ポイントが与えられる仕事に就くことを目標にした方がいいでしょう。職業の詳細や業種別によるポイントが載っている「The
SOL」は、DIMIAのウェブサイトで見ることが出来ます。
更に1万2000人を受け入れる移民局シティーに移転
DIMIAによると、今後4年間、1万2000人を新たに移民として受け入れる予定があると発表されました。移住ビザの保持者は現在、11万人前後。そのほとんどは、スキルビザの取得者で、その数は6万700人。これは、ビザ取得志願者に多くの機会が与えられたということになります。また、DIMIAの新しいオフィスが、シティのマレーストリートモール内にありますウールワース(ショッピングデパート)の上階に移転しました。以前と違って、ビジネスビザ取得志願者等は、より速いサービスを受けられるようになりました。
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