ビザ取得!今年の動向は?
今年のビザ・移民法の行方は?
移民省よりビザカテゴリーの法的な改正が行われ、ビザ取得への門戸開放や、また逆に閉口にもなるものまでと数々発表されてきました。変更されたビザのカテゴリーは、スキルド・インディペンデントビザにはじまり、学生ビザ、ファミリービザ、ビジネスビザへとかなりの広範囲に渡って改正されてきました。
来年度(2001年7月以降)の見通しですが、おそらく更に大きな改正が行われるでしょう。中でも、学生ビザに関しては、オーストラリアで学位取得や卒業することで大きな好機を手にすることができるようになると思われます。昨年の11月にスキルド・インディペンデントビザの大改正が発表されました。在オーストラリア企業のIT(インターネット・テクノロジー)スペシャリストの必要な需要を反映し、移民省移民局は2001年7月1日より、ITスペシャリストはこのスキルド・インディペンデントビザへの申請が可能になり、また通常このビザの申請はオーストラリア国外からの申請のみと限られていましたが、このITスペシャリストは国内申請が許可されるようになります。そして更に、IT関係者の申請書類は、他の申請者より優先的に審査されることになります。以前、本誌にも紹介しましたが、職業リスト(移民局発行)内のIT関連職業は、オーストラリア国内で学問に励む学生に最も好機であると共に、永住権への最も近道と言えるでしょう。
その他に学生ビザについて移民省移民局は、学校側の体制システムを絶えず監視下に置きつつ、申請の簡素化(オンラインでの申請)を受け入れることも発表しました。
以上の改正は今後も注意深く見守る必要があるでしょう。それらの改正がビザ取得への近道へとなるかもしれません。
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