さらなる飛躍を求め、期待を胸に膨らませ我々、TOKYO
SHOCK BOYSも正月気分を吹き飛ばし、始動いたしました。
昨年、ショックボーイズは全国ツアーやCD、VIDEO、DVDリリースなど音楽的な活動にも力を入れ、夏の野外ロックフェスティバルにも積極的に参加し、多くの支持を得たりと、わりと充実した一年でした。なかでも、11月に行った香港公演は、今までとはひとあじ違ったエピソードがあったりと、なかなか楽しい珍道中でした。
僕達もオーストラリアをはじめ、いろんな国で公演をやってきたけどアジアでは初めてで、はたして受け入れられるかと、期待と不安が交差していました。
アジアだけあって、日本のアイドルやバンドは人気があるようで、TVの音楽番組をつけると聞き覚えのある歌が流れてきたりして、他の国とは(オーストラリアをはじめ)ちょっと違ったものを感じました。
あとびっくりしたのは言葉です。中国に返還される前は、オーストラリアと同じく、イギリス領だったため、英国人や英国企業が多かったことから香港はすべて英語で通じるものと思っていました。しかし、話せる人はある一部の人達だけでほとんどの人は広東語しか話せません。
TOKYO SHOCK BOYS(電撃ネットワーク)も「爆笑電撃王」という名前に勝手に変えられていました(笑)。グループの名前だけでなく、メンバーの名前も全て漢字オンリーに変えられ、僕は旦那小柳、ギュウゾウはウシにゾウで牛象と変えられていました。
|
|
三五と南部はすべて漢字だった為、そのまま。しかし、現地のスタッフは顔と名前が覚えられないらしく、メモに特徴を書いて覚えようとしていました。
旦那(高)→背が高いと言う事でしょう。
三五(小)→体が小さいって事か?
南部(狂)→クレイジーって意味なのかな?
牛象(光頭)→これはスキンヘッドという事らしく、まさしくヒカルアタマ!
肝心なショーの方はというと、お客さんもイギリスの人と香港の人が半々の割合で見に来てくれ、英語で進行して、ちょっとした所で覚えたての広東語を交えるというやり方で(自分でいうのも何ですが)、やはりショックボーイズの楽しさは万国共通でした!言葉が通じようと通じまいと笑い、驚き、エキサイティングと、まんまと香港じゅうを電撃ワールドへと巻き込み、無事、香港公演を終えることができました。
しかし、一つ感じたのは、香港の人というかいわゆる中国人のエネルギッシュなパワーが凄いこと。街を歩いていても、商品を売ろうという姿勢の凄さも感じるし、食(料理)に対しても凄い。とにかく、人間のバイタリティが凄すぎる!パースにもあるけど、大きい小さいにかかわらず、チャイナタウンという自分達の街を世界各国どこの国にでも作ってしまう...。う〜ん、すばらしい。
そのエネルギッシュでバイタリティの凄さを見習って、SHOCK BOYSもがんばります。
それじゃ〜また来月。 |