オージークリスマスで盛りあがろう!

クリスマスには、家族みんなで楽しくパーティー。先祖代々受け継がれたBarker家秘伝のレシピをご紹介。 みんなの舌も大満足!せっかくオーストラリアでクリスマスを過ごすんだから、 オージー気分でクリスマス料理に挑戦しよう!
クリスマス・プディング

●材料(約8人分)● ・ケンネ脂(minced suet):125g ※suet とは牛の腎臓の周りにある白色 の脂肪で、お菓子作りに使用される。 なければバターを代用してもよい。 ・卵(eggs):2個 ・薄力粉(plain flour):65g ・ブランデー(brandy):1/8 カップ 《材料A》 ・果物の皮の砂糖漬  (candied mixed peel):60g ・レーズン(raisins):125g ・カラント(currants):125g ・サルタナレーズン(sultanas):125g ・ブラウンシュガー  (dark brown sugar):125g ・パン粉、もしくはコーン  フレークの粉末(breadcrumbs   or cornflake crumbs):65g ・ミックススパイス   (mixed spice): 小さじ1/4 ・塩(salt): 小さじ1/4
●作り方● ①ケンネ脂の皮を剥いで細かく刻む。 ②材料Aを加え、手でよく混ぜ合わせる。 ③さらに卵を加え、よくかき混ぜたら、ブランデーも加える。 ④バターを塗ったボウルに詰める。 ⑤お湯で湿らせ薄力粉を振りかけた布でボウルを包む。口はヒモでしっかり縛る。 ⑥水を半分入れた鍋にボウルを入れ、合計11時間とろ火にかける。何日間かに分けてもよし。 ⑦クリスマス当日、さらに2時間とろ火にかけてできあがり。 ※ ボリュームたっぷりなので、少しずつサーブする。伝統的には、ブランデーソースをかけて頂くが、ブランデーソースのかわりにアイスクリームを添えてもよし。 ※ さらに伝統にこだわるなら、幸運のシルバーコイン(5¢)を忍ばせてみては。
プディングにかけるブランデーソース

●材料●
・コーンスターチ(cornflour):  大さじ2(山盛) ・砂糖(sugar):大さじ1(山盛) ・冷水(cold water):適量 ・牛乳(milk):2〜3カップ ・ブランデー(brandy):大さじ1
●作り方● ①小さめのボールにコーンスターチ、砂糖を入れ、冷水を加えながらペースト状になるまで混ぜる。 ②牛乳を火にかけ、少しずつ①を加えていく。 ③火からはずしたら、ブランデーを加える。
クリスマス・ケーキ

●材料●
・薄力粉(plain flour):450g ・砂糖(sugar):450g ・バター(butter):450g ・ベーキングパウダーが含まれている 薄力粉(self-raising flour):100g ・ 卵(eggs):8個 ・塩(salt):小さじ1 ・チェリーの砂糖漬(glace cherries): 100g ・サルタナレーズン(sultanas):700g ・カラント(currants):454g ・シーディッドレーズン(seeded raisins):200g  ・マーマレード(marmalade):大さじ2  (前日に用意しておくもの) ・アーモンド(almonds):200g ・オレンジ(grated orange rind):1個※皮はむいて細かく刻み、実はすりおろす。 ・レモン(juice of one lemon):1個 ※皮はむいて細かく刻み、汁はとっておく。 ・ブランデー (brandy):  1/2カップ
●作り方● ①(ケーキを作る前日)甘皮をむいて縦に割ったアーモンド、オレンジのすりおろし、オレンジ・レモンの皮を容器に入れ、レモン汁とブランデーを加えて密閉し、一晩置く。 ②薄力粉、ベーキングパウダーが含まれている薄力粉(self-raising flour)、塩を1度にふるいにかけておく。 ③バター、砂糖を合わせたものに卵を1個ずつ混ぜ合わせ、①と②を少しずつ加えていく。 ④全体がしっかり混ざったところで、残りの材料を加え、さっくり混ぜる。 ⑤ケーキ型(約25cm〜28cm四方のもの)にクッキングペーパーを敷き、生地を入れて140〜150℃のオーブンで約6時間焼く。きれいにふくらませるためには、焼きはじめてから、3時間は、オーブンを開けないこと。 ⑥串を刺して、生地がついてこなければ、できあがり。 ⑦お好みでトッピングをしてもよし。「プラスティックアイシング」という手軽なアイシングが市販されている。通常スーパーの砂糖などと一緒に考えられる。 ※このクリスマスケーキは、何ヶ月も日持ちがするので、通常忙しくなるクリスマス前に作られる。日持ちをさせるためには、ナッツは入れない方がベター。
ラムボール

●材料●
・スポンジケーキを粉々にしたもの(cake crumbs):100g ・アーモンドエッセンス(almond essence):小さじ1/2 ・粉砂糖(castor sugar):75g ・アプリコットジャム(apricot jam):中さじ1 ・マジパン(marzipan meal):75g ・ココア(cocoa):大さじ1 ・ラム酒(rum):大さじ2 ・卵の黄身(egg-yolk):1個
●作り方● ①スポンジケーキ、粉砂糖、マジパン、ココアを混ぜ合わせる。 ②卵の黄身をすりつぶし、ラム酒とアーモンドエッセンス、アプリコットジャムを加える。 ③しっとりするまでよく混ぜ合わせる。よく混ざらないようなら、ジャムを少し加える。 ④小さくボールの形にし、クッキングペーパー(greaseproof paper)の上に並べる(約18個分)。 ※お好みで、ココナッツやチョコレートスプレーのトッピングもGood。 ※ラム酒の量もお好みで。

おせちは「御節」と書き、元々は季節の節目に神前に供えられる料理のことだったが 節目の中でも1番重要な正月のものだけをおせちと呼ぶようになったそう。 日本のお正月をパースでも味わいたいっというあなた! パースでも作れるおせちレシピを紹介するぞ!

きんとんは金団と書き、金塊を表わしていて「財産が増えるように」との願いが込められている。
■材料
・さつまいも:大1本(アジア食料品店やスーパーでも購入可。約$5 /kg) ・パイナップルの缶詰:1缶 ・砂糖:100g ・塩:少々
■作り方 ①さつまいもを1cm厚の輪切りにして、皮を厚めにむき、たっぷりの水  に浸してアクを抜く。 ②鍋に水と①のさつまいもを入れ茹でる。 ③さつまいもが柔らかくなったらお湯を捨て、調味料とパイナップルの  シロップを少しずつ加えながら裏ごしする。 ④適当な大きさに切ったパイナップルを③に混ぜ合わせて、できあがり。 *きれいな黄金色にするには、さつまいもの皮を厚くむく。

海老は不老長寿の象徴と言われている。このことから、長寿を願って食べるものとされている。
■材料
・車海老:6尾 ・だし汁:300ml ・酒:1/3カップ ・砂糖:少々 ・塩:少々 ・しょうゆ:大さじ2 ・みりん:大さじ2
■作り方 ①海老の足を取り、はらわたを抜く。 ②鍋に材料を入れて煮立たせ、海老を入れる。 ③海老の色が変わるまで軽く煮る。 ④火を止め、煮汁につけたまま冷ましてできあがり。

赤は魔よけ、白は清浄を示している。紅白の組み合せは「安泰・平和」を表わす縁起物。
■材料
・大根:1/4本(アジア食料品店やスーパーでも購入可) ・人参:1/4本 ・酢:大さじ3 ・砂糖:大さじ1 ・塩:少々
■作り方
①大根、人参の皮を薄くむき、千切りにする。 ②①を塩もみし、大根がしんなりしてきたら水気を絞る。 ③調味料と混ぜ合わせてできあがり。

巻物=書物ということで、教養や文化が身に付くようにとの願いが込められている

■材料 ・はんぺん:2枚(アジア食料品店で購入可。60g約$1.5) ・卵:Mサイズ6個 ・砂糖:大さじ3 ・みりん:大さじ6 ・塩:少々
■作り方①はんぺんを適当な大きさに切り、裏ごしする。 ②①に卵と調味料を加え、よく混ぜペースト状にする。 ③天板に流し込み、弱火でじっくり焼く。 ④表面が乾いてきたら裏返し、全体に弾力がつくまで焼く。 ⑤焼けたら熱いうちにすだれの上に載せて巻く。 ⑥⑤を輪ゴムでとめて形を固定し、冷めたらできあがり。

黒い色は邪悪なものを払う色とされていて、 豆は「マメに働き、暮らせるように」との意味がある。
材料 ・黒豆:200g(アジア食料品店で購入可。Black Soybeans 300g約$1.3) ・砂糖:150g ・しょうゆ:大さじ2 ・塩:小さじ1 ・水:500ml
■作り方①黒豆を軽く洗っておく。 ②鍋に砂糖、しょうゆ、塩、水を入れて火にかけ、よく混ぜる。 ③火を止めてから黒豆を入れ、ふたをして一昼夜置く。 ④翌日、強火で煮たてアクを取り除いた後、ごく弱火で煮る。 ⑤黒豆が柔らかくなったら火を止め、再び一昼夜置いて、できあがり。 * ③の時に、さびた釘(よく洗って布袋に入れたもの)を入れておく  と、黒々としてつやのある仕上りになる。 * 砂糖を②の段階で全部入れず、④の時に数回に分けて入れるとシワ  が寄らずふっくらした仕上りになる。


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