妊婦の方が摂取したい食べ物は、パンやパスタなどの炭水化物（Carbohydrates）、魚や豆腐、ナッツ、チーズなどのタンパク質（Proteins）、赤い肉や緑色野菜、ドライフルーツなどの鉄分（Iron）、カルシウム（calcium）、シトラス系果物やトマト、ベリー類などのビタミンC（Vitamin C）などです。当センターでは、12週までと妊娠後期の方に、ケミストでも購入できる鉄分のサプリメント、「FEFOL」をおすすめしています。逆に、避けた方がいいとされているものは、生または半熟の卵（サルモネラ菌の恐れがあるため）です。また、カマンベールなどのソフトチーズ、パテ、スライスのミート・チキン、生魚、市販のサラダは、リステリアの感染を避けるために控えた方がいいでしょう。リステリアは流産や死産の起因となる細菌です。リステリアの感染を防ぐためにも、妊娠中は新鮮な食べ物を取るように心がけましょう。また、つわりがヒドい妊婦さんは、血糖値を下げないようにすることを心がけましょう。血糖値を上げるために、朝、起き抜けにバターなしのトーストやチョコレート、ビスケットなどを口に入れるだけで、つわりが軽くなる方もいらっしゃいます。手軽な方法なので、試してみてください。また、寝る前に軽いスナックを食べることも効果的です。（日本語医療センター）