毎年恒例のパース国際芸術祭は、1953年以来、多くのアーティスト達がパースの文化芸術の発展に貢献してきた。そのオーストラリアで最も歴史あるアートフェスティバルが、今年も2月9日から3月5日まで開催されている。今年は、日豪間の相互理解を目的として設けられた日豪交流年でもあり、日本人アーティストが参加しているパフォーマンスにも期待したい。

ビジュアルアート—Children of Veins
日本人アーティスト青木陵子、伊藤存による人と心、肉体、宇宙の世界をサイケデリックに表現した映像作品のエキシビジョン。2月9日から3月19日まで上映される。 時間：火〜日　11am〜6pm 場所：PICA, Perth Cultural Centre, 51 James St 料金：無料
フェスティバル・フィナーレ−和太鼓とディジュリドウ
和太鼓とディジュリドウが融合するダイナミックなパフォーマンスが3月5日のフィナーレを飾る。世界的に活躍する太鼓独奏者・林英哲氏と若手太鼓奏者のグループを中心とし、和太鼓グループTaikOz、オーストラリアを代表するディジュリドウ奏者リチャード・ウォリー氏、アボリジニ文化を表現するミダー・ダンス・グループが、パースの中心地フォレストプレイスでパフォーマンスを壮大に繰り広げる。 日時：3月5日（日）5pm 場所：Forrest Place 料金：無料 www.perthfestival.com.au