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  2006年 FIFA W杯ドイツ大会 F組初戦で日豪対決
 

2006年6月9日に開幕を迎える、サッカーのドイツ・ワールドカップ(以下、W杯) 。32年ぶりのキップを手に入れた豪州代表と、3大会連続の出場となる日本代表が6月12日に初戦で激突する。

2004年5月29日のニュージーランド戦から始まったオーストラリア代表(以下、豪州代表)の2006年W杯オセアニア予選。その予選2次ラウンドを1位で突破すると、3次ラウンド(オセアニア地区プレーオフ)では、ソロモン諸島との対決を初戦が7−0、第2戦を2−1のトータル9−1で下し、最終決戦である南米5位とのプレーオフ(相手はウルグアイ)に駒を進めた。試合はホーム&アウェー形式の全2戦。

 そして迎えた11月13日の初戦、ウルグアイのホームで行われた第1戦は、ウルグアイが1−0と辛くも先勝した。続く11月16日の第2戦は、8万3000人の観衆で膨れ上がったシドニー・スタジアムにて。試合は豪州代表が1−0で勝利するが、2試合の合計が1−1となり、PK戦へと突入。プレーオフでW杯出場権の行方がPK戦に委ねられるのは史上初のこと。そして、その初の快挙を成し遂げたのは豪州代表の方だった。豪州代表は過去3大会連続してプレーオフで涙をのんでおり、今回8大会ぶり2回目の出場となる。

 一方の日本代表は、得点力不足という課題を残しながらも、アジア最終予選を5勝1敗と危なげない成績で、1998年フランスW杯以来3大会連続の出場を決めた。  そして12月9日。全世界が注目するW杯の組み合わせ抽選会が行われ、豪州代表は日本代表と同組のグループFに決まった。豪州代表は初戦の6月12日に日本代表と、18日にブラジル代表、22日にクロアチア代表と対戦することとなった。

   

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