[第6節] ファンと選手

最初に断っておくが、本新連載ではパースにいる石田博行ではなく、サッカー選手の石田博行にスポットをあてる。

10月1日、雨雲が覆うMembers Equity Stadiumにて、パース・グローリー対シドニーFCの試合が行われた。詰め掛けた観客は、1万3157人。5月のFIFA世界クラブ選手権から数えてパース・グローリーの本拠地Members Equity Stadium で行われる6回目の試合となったが、今シーズンの最高入場者数を記録した。

以下は「ファンと選手」について、パースグローリーの石田博行選手と筆者との対談の一部である。

「スタジアムにお客さんがいる、いないのでは大きく違います」
—W杯予選の日本対北朝鮮戦のような無観客試合のご経験は? 「プロになってからはありませんね(笑)」
—お客さんが入っているのと、入っていないのでは何が違いますか?
「モチベーションが全く違ってきます。ホームゲームはさらに違ってきます」

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