[第1節] 自分の信じた道へ
彼のこの言葉には、圧倒的な説得力があった。そして、この『がんばろう』という言葉を純粋に受け止め、心地よい気持ちにさせられたのは久しぶりのような気がした。なぜなら、15歳の時に抱いたプロへの思いをこの『がんばろう』が支えている、実際にモノにしている証だと思ったからだ。
斜陽ですっかり建物の影が長くなった頃、来週の撮影日程について打ち合わせを切り出した時だった。
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