フランス田舎風
丸ごとチキンの煮込み

 ホント、秋を通りこして冬ですねぇ、まったく。冷え込む夜、内野家ではチキンのフランス田舎風煮込みをよく作るのですが、コレ、元々ずーい分昔のフランスの田舎町のお料理とかで、お百姓さんが朝仕事の前に野菜とチキンを壷に入れ、水分が蒸発しないように粉と水を練った生地でふたをし、ポットベリィーなんかの上で1日中コトコトと、とろ火にかけ、"疲れたぁー"って夕方帰ってきた時にできあがって…大いに食べる、という素朴なお料理。ブーケガルニやファルスを作るのがメンドウっぽく思うけど、わたし用にまたしても手抜き作戦はしてあるから、挑戦してみて! 知っといて損はないお料理ですゾ。

フランス田舎風丸ごとチキンの煮込み
材料


(A) 下準備
・チキン 1羽 内側を水でよーく洗って水を切っておく。
・ポロねぎ(リーク)小8本 10〜15cmに切り、上の青い部分だけ(ここに砂がいっぱい入ってるの)。縦にナイフを2ヶ所、十字架のように入れ、水洗いしてよーく砂をおとす。
・セロリ4本 根の部分を少し切りおとしてバラし、根の部分をこれもお砂がいっぱい入ってるのでブラシできれーいに洗いおとす。根の部分がおいしいので切りおとす時はできるだけケチになること!10cmぐらいに切る。
・じゃがいも 小8個 皮をむき、半分またはダイナミックにそのままの大きさで水にさらしておいておく。
・人参 小4本 皮をむき、そのまま、または縦に半分に切る。
・カブ 4個 皮をむき、半分または4分の1に切る。ベイビーターニップ(小さなカブ)ならそのままで。

(B) ブーケガルニ用
・セロリ(上に書いた10cmぐらいに切ったものから1本分だけピンチして)
・パセリのクキ部分(2〜3本) ・タイム(生で)2〜3本
・ローリエの葉1枚 ・つぶコショー20粒ぐらい
<図1参照! しっかりたこ糸でしばってね。>

<図1>

(C) ファルス(鶏の中に詰めるもの)これが入るから本格的っぽいよね!
・ガーリック1かけら みじん切り ・玉ねぎ1個 みじん切り
・パセリの葉 テーブルスプーン2杯分 みじん切り(→よーく研いだ包丁で細か〜くみじん切りして下され)
・かたくなったパン、またはパン粉(日本製ならバン万歳!)120g 新鮮なパンでコネるとネチネチしすぎて、おいしくないでーす。
・ベーコン 1枚分みじん切り ・玉子 1個 
・バター テーブルスプーン1杯分  ・塩、コショー 適量

<お道具> ・大鍋 ・ボール ・おたま ・フライパン



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