前回、母親が子供の面倒を見てて大変だっつー話をしたが、何が大変かというと実は俺様もよくわからない(笑)。ま、とにかくカミさんが大変だと言うから大変なんだろう。単純に外で働く男としての認識では「家にずっといる=好きなことが出来る=楽チン」という公式しかないのだが、子供と一日中過ごすのは非常にエネルギーがいるし、気も使う。とにかく何するかわからないしな。 それはさておき、オーストラリアに来る前からオーストラリア人の男性は積極的に家事に参加するという話を聞いていた。だからと言ってオージーの男性の方が偉いとかそういうのではなく、確かに生活にゆとりがあれば家にいる時間も多くなるだろうなー、ふむふむ。という感じであった。 (俺)「あのさ、家で料理とかするの?」 そうなのだ。みんな思ったより料理とかしないのだ。友達から言われた。「あのさー、頼むからあんまり俺のカミさんの前で家事の話とかしないでくれよー。あとで俺がぶちぶち文句言われるんだよ、お前が帰ってから」って苦笑いしながらこっそり突っ込まれたり。 万国共通なんだろうが、「親は無くとも子は育つ」ってのはある意味確かに当たってるかもな。親が共働きだろうが片方しかいなかろうが、ちゃんとした教育と多くの愛情を与えられていれば、多分しっかりと育つ子は育つんだろう。ただ、親として子供の成長が存分に見れないのは実に残念だろうな。子供の成長は早い。20歳を超えたら2歳程度の違いなんて無いも同然だが、1歳と3歳は全く違う生き物と言ってもいいぐらいだからな。 正直な所、いくら俺様が忙しいとはいえ、毎日午前2時とかに帰宅して次の日の朝8時に出社なんて生活じゃないから、まだまだ子供に接する時間は多い方だと思うがな。だが、それでもある日、テーブルの向こうに子供の頭がひょいっと見えたときは愕然とした。毎日顔を合わせながら子供の背が既にダイニングテーブルの高さを追い越していることに気が付かなかったんだからな。灯台下暗し。とほほ。 |
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