Part 26

2000年5月6日(土)
豪チャド、ぼんちおさむに弟子入り(サンケイスポーツ)

 サーチエンジンの「Yahoo」のエンターテイメント欄に登場した、チャド君。5月6日付けのサンケイスポーツに掲載された記事が、インターネット上にも掲載されたチャド君の記事は以下の通り。
−「オーストラリア人の漫才師、チャド・マレイン(20)が今春から漫才師、ぼんちおさむ(47)に弟子入りし、修業を積んでいる。チャドは昨年、加藤貴博(24)と漫才コンビ「モーニンコール」を結成。流暢に関西弁をしゃべる外国人として注目を集めていたが、「よりインパクトを与えるために」と今年1月、コンビ名を「ジパング上陸作戦」と改名した。「おさむ師匠からキレ方や奇声の発し方を教わってます」とチャド。「将来は『ぼんち』の名前をいただけるよう、漫才でがんばります」と張り切っていた」−
 このことについて、チャド君からのコメントは…。「この日はよっぽどニュースがなかったんやろな(笑)。この記事を書いてくれたサンケイスポーツの記者は、僕のことをすごくよくしてくれていて、たまたま吉本の本社で知り合ったときにおさむさんの弟子入りのことを話したら書いてくれたんや。しかし、『将来は‘ぼんち’の名前をいただけるように…』なんて言ったっけなぁ?(笑)。でも、おさむさんのイメージはすごく強いから難しいやろな」と。

“ガブンチョLIVE”のレギュラー取り、またもや逃す
 前回号も紹介した“ガブンチョLIVE”のレギュラー取りに燃える「ジパング上陸作戦」。しかし先月、決戦までは残った二人だが、惜しくもレギュラーの座からは外れてしまった。だが、まだまだこれからの二人。ネタ作りで徹夜の日が続くが、今月も再挑戦。がんばれ「ジパング上陸作戦」!

60人のおばあちゃん、おじいちゃん、笑いが止まらない。
 営業も徐々に増えつつある「ジパング上陸作戦」。先月は、大学、バー、ライブハウスで漫才をこなした二人だが、兵庫県の有馬温泉での営業は上々の出来だった。静岡県から来た約60人のおじいちゃん、おばあちゃんの前で漫才を披露したが、それがなんと爆笑の連続。後でそのおじいちゃん、おばあちゃん達に聞いたところ、「静岡ではテレビで漫才番組はあまり放映されていない」と(?)。「そんな事あらへんでしょう。彼らがただ単に観とらんだけだよ!(チャド君)」

ドラマ‘初’出演
 テレビ、舞台と‘初’続きのチャド君が、今度はドラマに初出演。出演ドラマは、安達祐美主演の「グッドコンビネーション」(NHK、2001年4月放送予定)。安達祐美が大阪出身の女の子として漫才師にあこがれ、NEC(吉本総合芸能学院)に入学し、そのNECで繰り広げられる様々な出来事をドキュメンタリータッチで表したドラマ。そこで、肝心のチャド君はどんな役で、レギュラーとして…? 以下、チャド談。「出演を果たした!って言ったって、たったの1分だけや。若手漫才師が集まってゲームみたいのをしてんやけど、そこでストッキングを被って、相方がそのストッキングの端をつかんでぐるぐる回しとるシーンだけ。僕は頭がちっちゃいから、ストッキングを被ってもそんなに顔が変わらへんけど、‘俺や’ってわかるかなぁ。しかし、放送が来年の4月やからな。なんか、BSでは来年の1月に放送するっていっておったけど。でも、本放送は4月。おまけに、ギャラは放送後の3ヶ月後。1年以上後やで。たぶん、数百円やろけどな。この間も、マライア・キャリーの通訳やって、肝心のマライア・キャリーに会えへんかったけど、またもや今回も安達祐美には会えへんかったわ(笑い)」。





現在、師匠ぼんちおさむ氏のもとで漫才の修行に励む、若手芸人チャド・マーレン。パースエクスプレスが輩出したオーストラリア・パースの期待の星。

ジパング上陸作戦の加藤とチャド。

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